- のら羊の子育て日記 - | |||||
のんびりと海を眺めて魚釣り、釣れずともよし、釣れるはなおよし。 お昼ごはんを食べてから市街地の南端にあるマルボロー海岸にお魚釣りに行った。 ここは海水浴場として人気の高いサムナ・ビーチの南隣にあり、ビーチのみならずごつごつとした磯もある。 ずっと浮きとにらめっこをする浮き釣りや、投げては巻き、また投げては巻きのルアー釣りは、それはそれで面白いのだが、のんびりできない。 のんびりするには、餌をつけて放り込んでおき、魚がかかって竿が引きずられればおもむろに巻き上げ始めればいい『投げ釣り』が最適であろう。 舟遊びをしながら釣る『大名釣り』は私らのような貧乏人にはかえって周囲に気を使い、しかも大金を使う釣りなので論外である。 釣りをしつつ、おやつを食べ、そしてビールを飲む。 それ以外は景色を愛で、自然の営みに親しみ、のんびりと居眠りをする。 そんな予定であった。 ところが、餌をつけて仕掛けを海に放り込むと、休むまもなくコツコツと小さなアタリがあり、釣竿がチョコチョコと引っ張られる。 あわせをくれてやっても手ごたえがなく、仕掛けを巻き上げると餌がない。 餌をつけては投げ込み、投げ込むとすぐにアタリがあり、巻き上げるとなぜか餌だけが消えてしまっている。 小一時間ばかりこんな事をしていたが、埒があかないので小さな釣針に変え、小さな餌をつけて投げ込むと、すぐに小さな魚(イエローアイド・マレット)が釣れた。 ここには大きな魚がいないのか、このサイズが入れ食いで釣れる。 のんびりする事もできず、風も吹き出してきて寒くなってきたので退散した。 足元にたくさんあったムール貝を少しと海草のアオサを少しばかり持って帰ってきたので、明日の朝はこれの味噌汁でもしよう。 なぜか少し疲れてしまった。
by nora-hitsuji
| 2009-12-22 18:41
| Christchurch
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