人気ブログランキング | 話題のタグを見る


- のら羊の子育て日記 -
第215話
Porters再び

朝起きてダイニングに行くと、ちょうど嫁さんがテレビでスキー場情報を見ているところだった。
ちょっとヤバイなと思った瞬間、「スクールホリデーも残り少ないから、姉娘に末娘の面倒を見てもらって、スキーに行きましょう♪」という声が聞こえた。
そして、「サンドイッチを作っておいてね」と言いながら自分はさっさと準備を始めた。
しゃーないな、と思いながらサンドイッチを作り、スキー用具を車に積み込んで出発した。
最初少し雲があったが、スキー場は晴れていた。
第215話_a0093802_20155790.jpg

ここ数日間にまた雪が降ったみたいで、スキー場への連絡道路は圧雪が凍り、結構つるつるしていた。
スキーを担いで初心者ゲレンデまで歩く。
第215話_a0093802_19454720.jpg

前回と違い今回は自分でリフトに乗ることも覚えたので、「どこでも好きなとこに行ってもいいよ」と言い残してさっさと滑って行った。
第215話_a0093802_19475868.jpg

私は急斜面とこぶは行かない主義だったはずなのに、何を魔がさしたのか、山頂まで行ってみたくなった。
第215話_a0093802_19493720.jpg

山頂へはTバーリフトを3本乗り継いで行く。
第215話_a0093802_195162.jpg

山頂は風が強く寒かったが、景色は抜群で、来た甲斐があった。
第215話_a0093802_19582556.jpg

山頂から滑り降りるには、延々とだらだら道を行くか、この写真の左手の壁を滑り降りるかの二者択一で、年甲斐もなく急斜面の壁を選んでしまった。
何年ぶりかで滑った壁は結構きつかったが、少し若返ったような気がして、上から下まで一気に三度も滑ってしまった。
第215話_a0093802_2052727.jpg

さすがに三度目になると膝が笑い始め、やっとの事で一番下までたどり着いた。
嫁さんは私の帰りを待っていた。
なんとなく調子が出ないとのことなので二人して車に戻り、休憩がてらお弁当を食べた。
駐車場にはKea(キーァ、ケアという人もいる:マオリ語である)という鶏くらいの大きさのオウムの仲間がたむろしていて、お弁当を狙っている。
なれなれしく人怖じしないし、車のワイパーなどのゴムぬ部分をかじったりもする。
今回ではないが、私の車も何箇所かかじられたことがある。
第215話_a0093802_201527.jpg

お腹が一杯になるとスキーをやる気も失せてしまったので帰る事にした。
家に帰り、『姉娘に子守係りご苦労さんのご褒美』がてら、ティラミスを食べに出かけた。
第215話_a0093802_20194111.jpg

本当は嫁さんが食べたかったので、単にこじつけの理由を考えたのだと思う。
今日は疲れた。
by nora-hitsuji | 2009-07-14 20:28 | Christchurch
<< 第216話 第214話 >>