- のら羊の子育て日記 - | |||||
2年ばかり前の10月にベシバルマクの話を書いた。 このときベシバルマクではなくてベシュバルマクではないかというご指摘をいただいたが、あえてアルファベットで書くとBeshbarmakだし、カザフ人に確認してもベシバルマクが正しいと言うので、今回もベシバルマクを使用する。 なお、ベシバルマクは五本指という意味で、本来は手づかみで食べる料理ということなのだそうだ。 閑話休題、友人で明日未明にニュージーランドを離れオーストラリアに移住するカザフ出身のオーリャが、最後の夜に私のリクエストを聞いてくれてベシバルマクを作ってくれた。 前回は牛肉を使ったが、今回は羊肉で、ホゲット(hogget:12ヶ月以上かつ20ヶ月未満で門歯の永久歯が2本までの羊)の肩肉を使用。 まず前日から時間をかけて肩肉の塊を塩などの調味料は入れずに煮込む。 小麦粉を練り、半日ほど寝かせたものを麺棒でできるだけ薄く伸ばす。 伸ばし終わったのがこれ。 それを適当な大きさ(ワンタンの皮の2倍くらい)に切って少し濃い目の塩で茹でる。 それを皿にとり、茹でて柔らかくなった肩肉をほぐして載せ、 秘伝のソースで味付けしたオニオンをまぶして出来上がり。 美味しくいただきました。 茹でたスープは別の器に入れ、各人が好みの塩味や胡椒を入れて飲むなりベシバルマクにかけるなりしていただくものだそうです。 あぁ、満足。
by nora-hitsuji
| 2012-01-09 22:07
| Christchurch
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